2012年11月 6日

 弊社のBio-Plusで利用している、指紋認証という技術ですが、弊社にお問い合わせいただくとやはり、指紋認証というか生体認証って何なの?安全なの?という疑問をよくお聞きします。

 そこではじめに、生体認証について書かせていただきます。Googleで「生体認証」で検索すれば、出てくる情報ばかりかもしれませんが、ご勘弁を。

 さて、その生体認証ですが、文字の通り人間の体の一部を、固有の情報として扱う技術です。一番よく知られている物としては、

指紋認証

ですね。  昔からの、警察ドラマなどに必ず出てくる技術です。犯人の指紋を・・・!という場面で、警察に保存されている過去の指紋情報と重ねて、「一致したぞ!」というような使われ方をします。ほとんどの方は、この指紋認証はご存じですが、実は結構いろいろな方式があります。おおよそ私が出会ったことのある認証方式を簡単にご説明します。

指紋認証

 一番メジャーな方式です。指の指紋を形状として認識することで、識別を行います。指紋はほぼ世界中の人で違うと言われており(具体的な数字はさまざまであるため控えます)個人を特定するには適している情報といえます。コンピュータでの認証はよく刑事ドラマなどで見るような、指紋の写真を重ね合わせて判別するという方法は実は、あまり利用されておらず、特徴点といわれる点を複数取りだして(特徴点抽出方式)、それらの一致度を見る方式が一般的です。特徴点とは、指紋をよく見ていただくとわかりますが、線の端点、線の分岐点など、指紋情報が変化している場所の事です。

 欠点としてよくあげられるのが、実際の生体でなくても実際の指から作成した偽指(シリコンなどでつくるらしいです)で認証できてしまう、指紋の破損が大きい人が認証できない(ギタリスト、登山家、主婦など摩耗や水を使う頻度の多い方)、子供やお年寄りの認証が安定してできない(小学生にあがるくらいまでの子供は指紋がまだ安定していない、指紋が薄いなどの問題があります)などがあげられます。ただ昔からの枯れた技術であり安定感は抜群です。

 ところで「指紋を取られる」という抵抗感は、他のどの認証方式に比べても大きいようです。改めて書きますが現在では特徴点という物のみを検出しており実際に指紋の画像そのものを保存して比較するような機器はほとんどありませんので、もし利用する機会があっても心配しないでください。

静脈認証

 最近銀行のATM端末などについているものです。指を乗せることで、指の内部に通っている静脈を赤外線を利用して検出、その形状などをデータ化して一致するかどうか調べる物です。指だけでなく、手のひらなどで認証する機器もあるようです。認証方式は指紋と同様に特徴点を使っているようです。

 欠点としては、認証機器が大きくなるためコストがかかる、赤外線をつかうため太陽光線に弱い(屋外などで利用が難しい)、大根に針金を通した偽指で認証をしてしまった方がいらっしゃる(大根 針金 静脈認証で検索してみてください)、という所のようです。

次回に続きます。